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ケンケンカツオとは?

2007-03-31

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和歌山県で地域ブランド登録商品にもなっている「すさみケンケンカツオ」。
このケンケンについて、通常の物とはどう違うのかを説明させていただきます。
「ケンケン漁」とは所謂トローリングのことで、
名称には諸説様々ありますが、一般に知られているのは、
漁法が伝わったハワイのカナカ語であるという説と、
水揚時にカツオが水面をケンケンをするように跳ねるのでと言う説、
また疑似餌に使った羽毛が語源とする説があります。

和歌山県西牟婁郡すさみ町は、
白浜(温泉で有名?)と串本(本州最南端、へそのように出ているところ)の
ちょうど中間にあります。
3月末から5月中頃にかけて、沖を西から東に流れる潮流、
黒潮がどんどん北上し、すさみ町沖に接岸するくらいまで迫ってきます。
この黒潮の幅は場合によりますが、約50キロ。
カツオはその北限を南西から突っ走ってきます。
天気の良い日には岸から沖を眺めると、真っ黒な潮流と、その北限で群れる漁船が見えることもあります。

カツオの漁法としては他に巻網、一本釣があります。
巻網で獲ってしまうと、
カツオ自身は時速約60キロメートルで泳いでいるので突然ストップさせられた上、
カツオ同士がギュウギュウ詰めになり、多大なストレスが掛かったまま死んでしまいます。
一本釣の場合は生きたまま水揚されますが、
釣上げた後甲板に叩きつけられてそのままバタバタして死んでしまい、
身にストレスを抱えたまま死んでしまいます。
一方ケンケン漁では、一般の釣と同じように生きたまま水揚しますが、
一本ずつ頭頂部を専用の器具や船の適当な部位で叩き、
筋肉(身)が生きたままの状態でよく冷やした船倉に入れます。
魚は身に全くストレスを感じないまま昇天するので、非常に良い身質が保たれると言うわけです。

特に和歌山県すさみ町漁協から出荷される商品は、写真のような認定シールが付いています。
鮮魚の達人では、漁協、商工会、観光協会から許可をいただいて、
この認定シールのミニ版、量販店のトレーなどに貼りつけるタイプの物を作成、
各取引先へ納品時に添付しています。

この件についてご不明な点などございましたらコメントしてください。
歓迎いたします。

鮮魚の達人 山根

Posted by admin 09:20:35 │Comments(0)

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